母親が買い物に出るってんで、「ビックリハウス買ってきてね」とお願いしたら、一緒に宝島を買ってきた。版型がほぼ同じの両誌。「なんで?」と一応聞くと、母は「坂本龍一が表紙だから」と。1983年1月号、戦メリの、軍服を着た坂本さん。
以来、いわゆる「サブカル」と「インディーズ」を知り、追い続けることとなり、上京後もその精神は失われることは無かった。しかし。
版型が変わり、バンドブームが過ぎ去り、編集方針が変わり。いまや立ち読みすらしない一般紙になってしまった。
植草甚一なんて言わないよ。せめて廃解同による勝新インタビューを載せていた頃のノリが戻れば、「宝島」として手にとっても無問題。つーか「宝島」というブランドが一般紙に”成り下がった”経済的な事情抜きの説明はあって然るべき、かと今でも思うのだが。
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