彼の名前は、80年代前半に買い始めたキーボードマガジンの連載で知った。
しかし身の回りの音源では、カシオペアの1stが唯一関連作だった。
暫くたって、レコードを買い集めていた頃、
Introducing
六諭
Spiral Steps
KEEP名義のDG-581
ニューヨーク・オールスターズ・セッション
など、フュージョン・クロスオーバー作品を入手して、
特にIntroducingはかなり聴き込んだ。和製レアグルーヴとしては最高の部類。
その後図書館で、ソロデビュー作「ある若者の肖像」を借りて、作風が全くフォークなことに驚いたけれど、
井上陽水の「氷の世界」を入手して参加を知り膝を打ったり。
最近聴いて非常に気に入った五輪真弓のライブ盤も、彼がピアノを弾いている。
FJ'sのピアノの蓋の下にはブツがタンマリ、と陰口を叩くヤツもいたけれど、
音楽家として非常に優れた「天才」だったかと。RIP.
このFJ'sでの、KEEPで一緒だった和田アキラ氏とのデュオが遺作となったか。
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