2011年3月27日日曜日

飲食物摂取制限に関する指標

高度情報科学技術研究機構より、飲食物摂取制限に関する指標
http://www.rist.or.jp/atomica/data/pict/09/09030306/03.gif
飲料水、牛乳・乳製品:
  • 放射性ヨウ素 300Bq/kg
  • 放射性セシウム 200Bq/kg
  • ウラン 20Bq/kg
  • プルトニウム及び超ウラン元素のアルファ核種 1Bq/kg

野菜類:
  • 放射性ヨウ素 2000Bq/kg
  • 放射性セシウム 500Bq/kg
  • ウラン 100Bq/kg
  • プルトニウム及び超ウラン元素のアルファ核種 10Bq/kg

WHO SITREP NO 13 [Food safety and water qualit] pp.12-13
http://www.wpro.who.int/NR/rdonlyres/55CDFAF4-220A-4709-A886-DF2B1826D343/0/JapanEarthquakeSituationReportNo1322March2011.pdf
The Nuclear Safety Commission of Japan, a unit of the Government of Japan established the guideline value for restriction of intake of drinking water as:
  • I-131* 300Bq/kg
  • Cesium-134, -137* 200Bq/kg
    * MHLW advised that materials exceeding 100 Bq/kg are not used in milk supplied for use in powdered baby formula or for direct drinking to baby
It should also be noted that the Japanese guideline value is an order lower than the internationally agreed Operational Intervention Levels (OIL's) for I-131 (3,000 Bq/kg), Cs-134 (1,000 Bq/kg) and Cs-137 (2,000 Bq/kg). 
以上、日本の指標は国際基準の1/10、つまりより厳しいレベルに設定されていることがわかる。

チェリノブイリ事故後の、汚染地域での影響は小児甲状腺癌の増加のみが報告されているが、これはもともとヨウ素を摂取する習慣がない地域であり(日本人のようにわかめや昆布などのヨウ素を含む食品を摂取していない)、そのうえで汚染された牛乳、これがトリガーとなったそうだ。大人に比べて子どものほうが牛乳を飲む機会が多いことも一因。他の癌についてはおおきな変化はなかったそうだ。(参照元:東大病院放射線治療チームのツイートなどより)。奇形児についての統計は不明(資料が見つからない)。
しかしジャーナリスト上杉氏のビデオをみると、いろんな影響が出ているらしい事を知ることができる。


つぎのビデオはバスビー博士のインタビュー

後半の和訳をミクシィから
しかし正直なところ、チェルノブイリのあと起きたことは大きな隠蔽で、国際的な原子力ロビーの健康被害に関する隠蔽があった。それがやっと最近になって、少なくとも100万人の人が亡くなったということが調査の結果わかってきた。それでもまだ原子力産業の連中は「少数の作業員が死んだだけで、何も問題はない。若干の子供たちが甲状腺癌になったけれども、治療すれば治る」という途方もない嘘をついている。

0 件のコメント: