2006年4月23日日曜日

シュワキ マセリ

最近末娘がピアノに興味があるようで、
一日一回は椅子に座ってピアノを鳴らしている。
手を広げると丁度5度になるので、
左右ともパーでピアノを叩くといい具合に
テンションコードになってて、なかなか笑える。

今夜もレロレロ弾いていたので、隣に腰掛け
追いかけっこ(オレが弾く音とリズムを
娘が真似する)して遊んだ。
まだえびせんみたいな指だけど、真剣な顔をして
ヨダレをたらしハァハァいいながら追いかけてきた。
風呂に呼ばれて終わったが、満足そうだった。明日もやるか。

そういえばこの子は二歳半で
ナイトメアビフォアクリスマスの最初の曲を
姉たちと歌っていたなぁ などと思いつつ、
オレが最初に覚えた歌ってなんだっけ?と思いを巡らした。

幼稚園や保育園に行っていなかったので、
音楽は専ら父親のレコードなどとテレビ・ラジオからだったが、
表題の曲がかなり小さい頃の記憶として残っている。
曲名は賛美歌の「もろびと こぞりて」。
クリスチャンではないけど、賛美歌集のソノシートブックがあり、
ソノシートに印刷された蝋燭の写真が綺麗だったので
よくかけて貰っていた。

本当は「主は 来ませり」なんだけど、意味などわからず、
ただただ語感が面白かったんだろうな。
サビをこう歌いながら絵を描いたりして遊んでいた。
「しゅわき ませりー しゅうわっきーまっせぇりー
 しゅうわぁあ~しゅわぁああっきーまーせーりー」

娘達も、いつも車中でかけているフェラクティの曲に合わせて
「あっぎゅめーん あーぎゅめん」とか「カチャ!カチャ!」って
一緒に歌っているけど、やっぱり語感が面白いみたい。
こういう所を大事にしてやらんといかんな、と
焼酎「岩窟王」をやりつつ思う晩夏の深夜。

(2005/9/14)

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