ほんの出来心でした。
朝、用を済ませ、天気もいいし家に直帰ももったいないので、
車を津久井湖へ向けた。道が空いていて、15分ほどで到着。
駐車場からは湖が見え辛いので、高台へと歩いていると、
「城山・山頂1.4km」の標識が。
低い山だし、登山道も整備されているだろうし、
ハイキング気分でちょっと呼ばれようか…と
軽い気持ちで登り始めた。
夜露のせいか登山道は濡れ、その上に枯葉が積もっている。
数十メートルに成長したひのき林に圧倒されつつも、
足をとられないように慎重に歩いてると、標識が。
もうそろそろ半分位かな?と見るも、「山頂1km」
ここまで来たのに引き返すのも癪なので登ることに。
途中急角度斜面が幾度かあり、気合を入れて登る。
額に汗しながら約30分ほどで山頂へ到着。
木々に囲まれていて、湖が全然よく見えない!
でも、遥か都心・新宿のビル群やヒルズがくっきりと見えた。
尾根伝いに散策し、神社・城址(石碑しかない)を見、
「堀切」を体験し、休息所のノートを見て笑い、
(小学生がエロ知識を総動員してエロ単語を書いていて爆笑)
途中犬とすれ違いながら、下山。
元の登山口に戻る頃には、膝が笑っていた…。
しかしまぁよくもあんなところに城を建てたもんだ。
売店で梨(3個で80円)と生蕎麦をレジに持っていくと、
レジのおばちゃんが
「あれ?お蕎麦、地物はいってなかった?……あー来てないね」
といいながら、レジ打ち・袋詰めしつつ、
「これ日持ちするんだけど(賞味期限に結構余裕有)
こういっちゃナンだけど、いろいろ混ぜてるから、
地物のほうがおいしいのよ!」
……余計なお世話です!と思いつつも、袋を渡され、
また今度「地物」を買いに来ますねーと言って出た。
(2005/11/16)
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